pen-dependence

■ペンディペンデント
僕の筆跡は所持しているペンによってかなり変化します。
ペンに依存して筆跡が変わることから、ペンディペンデントなのです。
家と大学では使用している筆記具が違うので、
計算用紙を見てどこで計算したのか判別することができる筆跡もあります。
同じペンでも、状況によって筆跡が違うので、筆跡は1変数(ペン)関数ではないのは念のため。
とにかく、僕の筆跡は様々な要因によって変動するわけなのですが、
慣れていないペンではあまり思い通りの字が書けず、自分の書いた字に凹むことすらあります。
ところで最近、数学教室の黒板がホワイトボードに変化しつつある傾向にあるのです。
僕はどちらかと言うと、ホワイトボードよりも黒板の方が自分が気に入った字が書けます。
院生室はみんなのものだからみんなの希望ということで僕は我慢しますが、
先生のお部屋に10日ぶりくらいに訪れて(出張お疲れ様です。)、
ホワイトボードに変わっているのを見て何か嫌な予感を感じ始めました。
どんな予感なのかそのときはすぐにはわからなくて、この気持ちは何なんだろうと思っていたのですが、
帰宅して落ち着いて考えてみるとわかりました。


「まさか、セミナー室の黒板までホワイトボードになってないよな!?」


チョークで黒板に数式を書くのは、僕の生きがいなんです。
確認してみなければわからないのですが、
もしホワイトボードに変わっていたら生きがいをなくしたような気持ちになるかも。
チョークで黒板に数式…僕は時代に取り残された古い人間なんでしょうか。
この嫌な予感が的中しませんように…。
まずい。気になるな。次に大学に行くのは月曜日なので、そこで安心するか愕然とするか、
個人的に結構クリティカルな問題なんですけど。
まぁホワイトボードにも慣れなくてはならないのですが(ある事情で)、セミナーはチョークがいいなぁ。