3分間クリーニング

■お部屋の掃除
「ゼミの次の日(火曜日)は掃除をする時間を作る日」と決めていたのですが、
最近はお部屋の掃除の案が出てこなくて、掃除に時間を使わなくなっていました。
ところが今日、ほんの少し本棚の本の配置を変えただけで(かかった時間はほんの2〜3分だと思います)、
「こんなに空きスペースが増えるのか!」という新鮮な驚きがありました。
具体的には「●」が本で「○」が空きスペースだとすると、

●●●●●●●●   (本棚を真上から見下ろした図)
○○○○○○○○

という状況だった本棚の中身を

●●●●○○○○
●●●●○○○○

と2段に並び替えました。
何がどう変わったのかというと、
改善前は○の位置に物を置くと本が取り出しにくくなるためあまり物が置けなかったのが、
改善後は○の位置に気兼ねなく物を置くことが出来るようになったのです。
奥の本は取り出しにくくなってしまいましたが、
読む頻度が低くなっている本だったので、個人的には問題がないつもりです。
空きスペースが増えて嬉しかったことよりも、
「ほんの些細な変化でもお部屋を良く見せる方法がある」
ということが新鮮な感覚でした。
これまでは大きなものの変化を掃除とみなしてきましたが、
大規模な掃除は割ともう完成されつつあって、
これからは細かい点に気遣ってしていくタイプのお掃除術が要求されるのかもしれません。


あと、「いつか読もう」と思って買った本とかを少しずつ消化していくことにしようと思います。
「いつか時間のあるときに」と言って未来へ楽しみを送り込むのはやめます。
そうなってしまうことはあるかもしれませんが、明らかな確信があってそうする「先延ばし行為」はやめます。
いまは時間がないからできないけど、
いつか時間に余裕ができたときに入手できなかったら困るからとりあえず買っておく。
そういった「先延ばし行為」はこれまで結構してきてしまいました。
そんな「いつか」は実は来ません。
なぜなら、未来のどの時点を選んだとしても、
「時間に余裕がある」なんて状態にはなっていないからです。
常に忙しくて、やることがいっぱいあって、ひとつゴールに辿り着いたら、
そこでしか見られない新しい目標を見つける。
そんな未来を約束したからです。


そもそも、自分の部屋にある本なのに自分が読んだことがないって、
一体どういう状況なんだ…。


掃除を始めた理由はいくつかあって、大きな目的は『心の模様替え』。
ただそれとは異なる目的もあって、
「『自分の論文が掲載されている雑誌を飾るコーナー』を自分の部屋に作りたい!」
と思ったのも掃除に注目している理由のひとつ。
最初の論文がアクセプトされたので、それを飾るコーナーを作りたいんです。
普段からよく「お茶でも飲まないか?」と研究室に誘ってくださる先生にその話をしたら、
「そんなことを言った学生はキミが始めてだ」と言われてしまいましたが、心はもう動き始めています。
これはアクセプトされなければ見られなかった夢です。
ゴールに辿り着いたときにだけ見られる新しい夢、と心の中では位置づけられています。
「ゴールに辿り着いたときにだけ見られる新しい夢」にもっとたくさん気が付きたいです。
夢レベル99を目指したい。dreamsphereはまだ夢レベル2です。